犬日記

役に立つことは書かれていない日記

チョコマーク

ikuko22004-03-08

チョコの困った癖にひとつに、なんでも舐めるというのがあります。
子犬は好奇心旺盛なので、だいたいは匂いを嗅いだり舐めたりはするのですが、チョコの場合舐めるとかいったかわいいものじゃなくて、10分でも20分でも同じ場所を舐めまわすので、舐められた場所はよだれでベチョベチョになります。
その癖はすでにうちに来た時から出来上がっていたみたいで、床とか壁とかところかまわず舐められて困ったものです。
壁ならまだしも床なんて粉みたいなお菓子のかけらも落ちていますし、目には見えなくても細かな埃だって落ちているはず、そんなところを舐めさせるのは良くないと思い、すぐにイケナイと注意するようになり、チョコもしぶしぶやめてくれるようになったのですが、抱っこされている時に洋服を舐めるのだけはやめさせなかったのです。
というのも、人間の目からは洋服を舐めているとしか思えないのですが、どうやらチョコ的には親愛の情をあらわし毛づくろいしてくれているつもりのようで、ご機嫌の時か甘えている時以外にやらないのです。
こちらがどう考えようとも、本人は良かれと思ってやってくれているのをやめさせるのも不憫だし、あれもこれもダメと言うのもかわいそうだし、服がよだれだらけになるのさえ我慢すればいいのだから…と、それだけはどんなにやられても好きにさせておいた結果、我が家の住人の洋服にはチョコのよだれマーク、略してチョコマークがあっちにもこっちにもマーキングされている状態です。
ソファーにでも座ったが最後、ピョンと飛び上がって膝上に乗っかり、甘え始めたと思った瞬間、ベロベロベーロベーロと舐め始め、あっという間にチョコマークの出来上がりです。
そんなわけで我が家では「外出から帰った際は、速やかに外着から部屋着に着替える事(特にスーツ類)」という暗黙のルールが存在しています。



チョコ写真。
マーキング中のチョコ。
本人は「毛づくろい毛づくろい」とでも思ってるのか、嬉しそうにやってくれます。
もちろんこのあとフトモモにはべちょっりとチョコマークをつけていただきました。