不妊手術

チョコは不妊手術を受けに病院へ行ってしまいました。
手術へと出発する直前ギリギリまでどうすべきか悩んだのですが、やはり子犬が出来ても面倒を見てやれない事と、妊娠させない以上、不妊手術をしないとホルモンの影響で苦しむかもしれないという事を考え、手術をする事にしました。
昨夜の８時から絶食・絶水させられたチョコは、何度も何度も水飲み場に行っては水を探し、私たちのほうを見て訴えかけもしてきます。
チョコの正面に座り、「ごめんなチョコ、我慢しておくれ」と話し掛けると、喉が渇ききって元気がないせいか、私の膝の上に乗り、倒れるように寝転がるチョコ。
なんともいえない罪悪感と申し訳ない気持ちでいっぱいになり、何度も頭を撫で膝の上で眠らせながら、やっぱりやめようか、いやした方がいいはず、でもそれはチョコに聞いたわけではないしやっぱりやめたほうが…と、自問自答を繰り返し、朝がやって来ました。
結局、やはりした方がいいという結論に達し、病院へと送り出しました。
本当にこれでよかったのだろうかと、見送りながらもずっと考えていましたが、今はただ、早くチョコに帰ってきて欲しい、早く家に連れて帰り安心させてやりたいという気持ちだけです。