チョコの災難

チョコの災難、それはずばり巨人が勝った時です。
野球はさほど好きではない私ですが、巨人だけは大嫌いで（ついでに中日も落合が嫌いなのであまり好きではない）あんな４番しかいない球団なんぞ断固認めん！といつもナイターを見ながら怒っています。
どこの球団のファンでもないので「とりあえず」巨人が負けていればご機嫌な私ですが、巨人が勝った場合はといいますと、それはそれは大変機嫌が悪いのです。
そうしてその矛先がどこに行くかというと、ソファーに座ってナイターを見ている私の傍らでくつろいでいるチョコへと向けられます。
ゲームセットになった瞬間、グッスリ眠っているところを突然抱え上げられ

「チョォォォォクオォォォォォ！！！巨人が勝っちゃったよっ！キィィィィィィィィ、ムーーーーカーーーツーーークーーー！！！」

と（巨人ファンの方すいません）叫ばれながらギュウギュウ抱きしめられます。
突然の出来事に目を白黒させながら

『あの、あの、なにがあったのか知らないけど、落ち着いて！てか、ぐ〜る〜じ〜い〜〜』

ともがくチョコをガッシリ抱きしめ、さらに「聞いてよ聞いてよチョコ〜」と続けるのが、すでに我が家の日常となっています。
私としてはいい話し相手が出来たと喜んでいるのですが、チョコからしたらとんだ災難である事には間違いありません。

チョコ写真。
「どっちにしようかなぁ？」と遊ぶオモチャを決めかねているチョコ。
そのうちどちらかひとつを選んで遊び始めます。
で、遊んでいない余っているおもちゃで私が遊びだすと、さっきまで興味を示していなかったくせに「やっぱりそっちがいい！」と奪いに来るのです。
勿論、絶対に返してやりません。