犬日記

役に立つことは書かれていない日記

私とゲーム

ikuko22007-02-09

今でこそゲーム好き好き大好き、飯も忘れついでに人生も忘れてゲーム三昧な私ですが、その始まりは意外にも近年に入ってからで、私が生まれて初めてゲーム機なるものを自分の手中に収めたのは高校1年生、16歳の時でした。
幼少の頃のゲーム人生の話になった時、その事実を話すとどうやらみんなかなり意外に感じるらしくそんなわけないみたいな目で見るのですが、私としましては「どんなファミコンソフトをやっていたの?というか当時からどれぐらいやりこんで怒られてたの?」と、まるでバブバブ言ってた頃からコントローラーを握っていたかのようなイメージが定着している事にびっくりしたものです。
私とゲームの出会い、それは正確には小学校2年生の時なのですが、親にショッピングセンターで購入してもらった980円のゲームウォッチ、あれがゲームとのファーストコンタクトでした。
今遊べば本当につまらない単純なゲームだったのですが、当時はちゃちな作りの液晶白黒画面(おまけに光の具合ですごく見えにくくなる)の木から落ちて来るバナナを自キャラのゴリラが拾い続けるそれが面白くて面白くてたまらなかったものです。
で、期待を裏切らないお約束さ加減と申しましょうか、3日3晩親に隠れてまでやり続けた結果、即効で没収されてしまったのでした。
以来、親はこいつにこの手のブツを与えるのはとても危険ということを学習したらしく、世間ではファミコンブームが到来していたというのに、まったく無縁な悲しい人生を送ることになったのです(ただの自業自得なのですが)
当時から私は友達がいなかったので誰かの家にいって貸してもらうことも出来なかったし、サンタクロースも毎年願いを無視してくれたので、私の頭からは徐々にゲームに対する欲望が消えてはいきましたが、高校生になり再燃。
厳しく禁止されていたバイトを勝手に始め、自分のお金を手に入れ、親に黙って購入したもの、それが初めての私のゲーム機「ゲームボーイ」だったのです。
本当はスーパーファミコンが欲しかったのですが、親に隠れてやる以上携帯ゲームでなくてならず、ばれないように付属品の「ゲームボーイライト」(ゲームボーイに接続する灯り、暗闇でもプレイが可能になる便利グッズ)も購入、布団の中で朝までよく遊んだものです。
10年越しに手にしたゲーム機、やはりお約束通りやりすぎてすぐ親にばれてしまったのですが、もう親も諦めモードに入ってしまい取り上げられることもなく、それをきっかけに「メガドライブ」を購入、「モナコGP」「ゴールデンアックス」「コラムス」「ポピュラス」といった、女子高生がやるには渋いラインナップではありましたが楽しんでいました。
その後、ゲームセンターで「ストⅡ」三昧、サターンで「バーチャファイター」三昧、PS購入して「ときメモ」三昧、スーファミ安くなったから購入「シムシティ」三昧、と徐々にステップアップをし、クソゲーをコレクションするのにも飽きてきた頃、ネットゲーム「StarCraft」に出会ったのでした。
そんなネットゲーム三昧な私の生活も早10年。
今だヨシコには、もう高校生だからわきまえてやるだろうなどという甘い考え方をした私が馬鹿だったとか、自分の娘が規格外だということを忘れていただとか愚痴られますが、後の祭りとは本当にこういうことを言うのだなあと思いつつ、今日もゲーム三昧な時間を楽しんでいます。



チョコ写真。
ご飯をガツガツ食べるチョコ。
最近の私は「DSピクロス」に夢中になっているのですが、あまりの熱中振りに身の危険を感じるのか、ご飯タイムの1時間も前から「ちょっと!ご飯忘れないでよね!」とでも言いたげに、私の周りをうろつくようになりました。
ゲームに関してはチョコですら私を信用してくれません。