犬日記

役に立つことは書かれていない日記

公園デビュー

ikuko22004-02-24

犬たる者、やはり犬の社会も知っておかなければなるまいと思い、犬が集まる場所を探していたのですが、意外にも歩いて15分ぐらいのところにそれはありました。
犬が集まる場所、それは公園です。
普通、公園というと遊具などがいくつかあって子供が遊んでいるイメージなのですが、近所にひとつだけグランド状態のだだっ広い公園がありまして、そこにいくと様々な種類の犬が遊んでいるのです。
ダックスフント、チワワ、ラブラドール、シーズー、ハスキー、ポメラニアンシェルティコーギー、雑種、そしてもちろん柴犬もいます。
色んな犬たちが和気藹々と楽しそうにじゃれ合っていてとてもいい雰囲気で、飼い主さんたちも気軽に声をかけてくれるし、苦労せず公園デビューを果たせました。
飼う前は「知り合いでもないし、共通している事が犬を飼っているというだけで気軽に話せるものかなあ」と思っていたのですが、飼い犬で困っている点や、悩んでいる事を話すだけでも話題は尽きないし、集まっている人たちがみんな犬好きなので、お互いの犬と遊んだりも出来たりで、考えてた以上に居心地良かったです。
で、佑太と私が話し込んでいる間、チョコは?といいますと、仲良しの茶柴「リキ君(1歳オス)」と一緒に遊んでいます。
そんな姿を観察していて面白かったのが、一緒に遊んでいたかなと思っていたら、チョコが別の犬に興味を示し遊ぼうとした時の事。
リキ君がチョコにではなくその別の犬に軽く「ウウッ」とうなったのですが、飼い主さんがいうにチョコが興味を示した犬がオスだったのでやきもちを焼いたのだというのです。
犬がやきもち?と思ったので、早速他の雌犬の方にチョコを寄せてみるとうならず、また別のオス犬に寄せてみると、オス犬に向かって「ウウッ」とうなりました(飼い主さんが言うには飼い主さんが他の犬を可愛がり過ぎても同様の反応をするとの事です)
これには驚いたというか感心したというか、まだまだ自分が思っているよりいぬは感情豊かなんだなあと思いました。
まだチョコは子供ですが、大きくなればリキ君みたいにやきもちを焼く日が来るのかもしれないです。


公園デビューしたての頃は怖気づいていたチョコも、今ではかまってかまってとあちこちの犬に寄って行き、熟年犬「マロンちゃん(いくつか不明だけどすごく賢いハスキー)」に軽く「グルルッ」とうなられやっぱりびびったり、とても人懐こく元気なコーギーと地面をゴロゴロ転がりあい泥だらけになって追いかけっこをしたり(リードさばきが大変な上、翌日は筋肉痛になりますが)しています。
お陰で犬と遊ぶのは楽しい事や、犬の社会のルールも理解し始めたようです。
仲良く走り回って遊ぶ姿は微笑ましく嬉しいですが、やっぱり犬同士で遊んでいる方が楽しそうだなあと思うと、ほっとするようなちょっぴり淋しいような。
そんな複雑な飼い主心を味わっています。



チョコ写真。
3人がご飯を食べている時はかまってもらえないのでいつも淋しそうな顔をしているチョコ。
いつもはおもちゃを持ってきてソファーの辺りで遊ぶくせに、食事中、誰もかまってくれないとわざわざテーブルの足元まで寄ってきて、佑太の足をペロペロ、QBの足をペロペロ、私の足をペロペロ。
そのうち鼻先でツンツンと突っついてきます。


「ごちそうさま、さ、チョコ遊ぼうか?」


といった瞬間、目がキラーンと輝きいそいそとソファーの前へ走っていくのがなんとも可愛いです。