犬日記

役に立つことは書かれていない日記

くもりのち雨

ikuko22004-05-10

天気予報が午後から雨が降るでしょうと言うので、今日は家で遊ぼうかとチョコに言ってきかせていたのですが、5時を過ぎても一向に降らず、空は曇っているけどどんよりとはしていないし、路面も乾いているしと、散歩に出かけました。
まだ土は湿っているけどひょっとすると1匹ぐらい友達に会えるかもと期待しながら公園へ向かうと残念な事にやっぱり誰もいませんでした。
仕方が無いので「二人で遊ぼうか、チョコ」とボールを転がし始めた途端


シト…シトシト……ザー


と、いきなり降り出し始めました。
意地でも遊んで帰ってやろうかとも思ったのですが、あまりの雨量に断念し帰宅することに。
上から大粒の水が降ってきたのでチョコは不思議そうに空を見つめ、私は「なにも人が遊び始めた途端降る事ないのに…」と恨めしそうに空を睨み、ふたりでトボトボともと来た道を帰って行きました。
帰宅中、雨に打たれてイライラしていた私が「もう30分早く来ればよかった」とか、「天気予報なんてほんとあてにならん」などとブツブツ文句を言う度に、立ち止まって振り返り



「怒ってるの〜?」



とでも言うように目をまん丸にして、不思議そうに私を見つめながらチョコは首をかしげます。
その可愛い姿に思わず笑ってしまい、気がつくとイライラなんてどうでもよくなっていました。
「お前、可愛くてずるいなあ」と苦笑しながら頭を撫でると、怒ってないと思ったのか安心してまた歩き出すチョコ。
犬は本当に人をよく見ているなあと、またも感心させられる雨の日の出来事でした。



チョコ写真。
土手にある怪しい公園の、怪しいパンダの像とツーショット。
傍によるのもかなり警戒しているチョコに「チョコ、オイデ、で、ここでオスワリ!」と無理矢理座らせて撮影しました。
命令には逆らえないチョコは嫌そうにパンダの横にオスワリをし


「なによ、この怪しい奴は!」


と撮影中、ずっと不機嫌そうにぶすっとしていました。
早くこんな風に晴れて散歩に行きたいです。