犬日記

役に立つことは書かれていない日記

柴犬

ikuko22004-05-13

犬を飼おうと決めた時、どの犬種にしようかとあれこれ犬の本を読んで参考にしたのですが、柴は頑固な面があって洋犬に比べてしつけがはいりにくいとか、警戒心が強いのでよく吼えるだのと書かれていたので、飼う時はブリーダーさんにあれこれ話を伺いよく検討しました。
自分が犬と生活するにあたって初心者だと言う事もあり、かなり不安だった私は色々ネットなどで調べたりしたのですが、飼ったはいいものの手におえなくなったとか、とんでもない問題犬になったとかいう話は少なく無く、調べれば調べるほどますます不安になったのを憶えています。
もちろん一生懸命しつけや世話をしていい子に育てようと覚悟はしていたものの、頑張っても結果が得られない場合の事を考えると不安で仕方ありませんでした。
そして半年後の現在、チョコはすっかり我が家の一員となったわけですが、今までの事を振り返ってみると、多少のイタズラはあったもののそれ程手を焼かされた記憶は無く、心配していた事もそれぞれ


・頑固でしつけがはいらない → それ程頑固でもないし、訓練には従う。


・警戒心が強くよく吼える → 警戒心は強いものの無駄吠えはせず、吼える場合も怒られるとやめる。


・自立心が強いのであまり甘えず遊んでもらえない → プライドが高い割りには家で甘えるので家族と遊ぶのは大好き。甘えるのも好き。


・攻撃的で噛み癖がある → メスのせいかそれほど攻撃的でも無く、子犬の頃軽い噛み癖はあったものの治った。


・運動量が多いので散歩が大変 → これは確かに大変ですが、毎日筋トレなどをして頑張っています(走るのがダメな人は自転車運動でもOK)


と、心配していた問題は4ヶ月も過ぎた頃にはほとんど治ってしまいました。
お陰で想像していたほどの苦労はまったくなく、普段からほんの少し気をつけてさえいればたいていの事は解決できました。
チョコの性質のせいなのか、しつけ方が成功したのか、今となってはわかりませんが、時々散歩中などに「柴犬は飼い難いでしょう、大変ですねえ」と言われる度に、どう答えていいのか困ってしまいます。



チョコ写真。
散歩に行ったものの友達がひとりもおらず、かなりご機嫌ななめのチョコ。
散歩から帰ってきてソファーに座ってテレビを見ていたら、「ちょっとアンタ、これはどういうことよ」と言うように上目遣いで睨んできます。
ご飯を食べている間も、パソコンをいじっている間も、食器を洗っている間も睨まれ続け、「今日の散歩じゃ不満かあ、じゃあ紐で遊んであげるからご機嫌直してよ」と、満足するまで遊んでやると途端に機嫌は直り、再びソファーに座ってテレビを見ても、今度は膝の上に乗ってベロベロ舐め始めます。
本当に人間みたいです。