犬日記

役に立つことは書かれていない日記

怖さの基準

ikuko22004-12-04

チョコがこの世で1番怖いと思っているのは私でしょう。
どれだけ興奮しようがどれだけ遠くにいようが、チョコの耳に私の声が届く限り



『ちょぉこおぉ』



と私が怒った声で呟くか怒鳴るかするとビクッとして動きを止めます。
私のほうをむいている場合はさっとオスワリ、背を向けて声が届いた場合は動きを停止した後ソーッと振り返ってこっちの様子を伺うあの姿からしてかなりの怯えようだと思われるのですが、だからといって世の中のもの全てが怖いと思っているわけではなさそうです。
特に周りの友達犬に関しては相手が唸ろうが吼えようが噛み付きかかろうが、やられればやられるほど大喜びで飛びかかっていきます。
最初、チョコにこんな度胸があるとはなあ、と感心していたのですが、よくよく観察してみると度胸があるのではなく、相手が怒っているのが判っていないだけだという事が判明しました。
つまり相手の犬は怒って吼えているのに、チョコはなぜかそれを遊んでくれていると勘違いして喜んでいるのです。
それに気づいた時は「もしかしてこいつかなりあほなんでは、ていうか人間でいうとこの空気の読めないお笑い芸人みたいな感じなんでは」とも思ったのですが、今ではそれも個性と思ってあまり気にしないようにはしています(吼えている犬の飼い主さんにすいませんと平謝りしながら)
そんなわけでチョコの1番怖いものは相変わらず私なのですが、他にも風に吹かれる布やら旗、または穴にかぶせてある格子などが怖いようです。
一体なにを思ってそれらが怖いのかサッパリわかりませんが、こいつにとって私ははためく布と同列かと思うと複雑な心境になるものです。



チョコ写真。
外を見るチョコ。
窓を開けてやるといつもこんな感じで外を見ています。
しばらくは踏ん張って見ていますが、疲れると抱っこしてして〜とせがんで来るのでまいります。
抱っこしてやると鼻をひくひくさせながらいつまでも外を見続けるのです。