犬日記

役に立つことは書かれていない日記

ボディランゲージ

ikuko22005-01-14

長く一緒に住んでいると言葉が通じない人同士でも意思の疎通がはかれるようになってきます。
同じように人と犬もひとつ屋根の下で暮らしていると、お互い何を考えているかだいたいわかってきます。
チョコの場合、期待する時は目がまん丸になって尻尾が上がり、要求したい時は相手の身体に触れて注意をひきつけジッと見つめ続け、機嫌がいいと毛づくろい(服を舐める)をしてくれます。
逆に私が立ち上がる時、なぜ分かるのかはわかりませんが、散歩やご飯の用意をする時だけ大急ぎで近寄って来て尻尾を振ってオスワリをしたり、同じように日焼け止めを塗っても置いてけぼりにされる時は絶対に寄って来ず、一緒に出掛ける時だけ洗面台の前で私が塗り終わるのを待っていたりします。
多分、自分では気がつかない癖があってチョコはそれを見ているのでしょうが、無意識に互いに互いの事をよく観察しているものなんだなと驚いてしまいます。
同じようにチョコが私の膝の上にアゴを置いてきても、それがお腹が空いているのか、散歩に行きたいのか、抱っこをして欲しいのか、ウンコの報告なのか、ただ退屈なのか、甘えたいのか、なんとなくですが分かります。
どこがどうとは答えられませんが、それぞれ微妙に動きが違うのです。
耳を伏せ顔を横に向けながら近寄ってくると痒いから掻いてくれという意味、おもちゃを足元まで運んでくる時は遊ぼうと言う意味、尻尾を下げて上目遣いにこっちを見る時は怒っているのかな?と様子をうかがっている時など、人と犬では表現方法はだいぶ違いますが、それでもなにをいっているのかはよく見ていると理解できるようになるみたいです。
観察すればする程なぜその動作でそれを表現しようとするのか不思議に思う事が多いですが、もっとも不思議な動作はというと、とても嬉しい時にやる後ずさりで、喜べば喜ぶほど後ろへ下がっていってしまう姿を見るたびに、チョコが日本語を話して説明してくれればなあと思ってしまいます。



チョコ写真。
またも変な寝姿のチョコ。
だらしがなさすぎるこの姿…。