犬日記

役に立つことは書かれていない日記

2008年の出来事は

ikuko22008-12-30

とある年末の昼下がり。
強風の吹き荒れる中、出来の悪い布団バサミに四苦八苦しながら布団を干そうとしている、とある二人の、とある会話。



「なんだこの構造上問題のある洗濯バサミは、この風の中まったく役に立たん、作った奴はなに考えてんだ!」


『これは恐らく購入したものの知恵を試そうと製作されたものだと思われます、博士』


「何ィ!?じゃあ、ハサミそのものが手すりから落ちなければ理論上、布団は固定されるからよしハサミを縦方向じゃなく横方向に使用してみよう・・・これでよし」


『あの、博士・・・』


「なに?」


『確かに布団バサミは手すりに固定されたままで落下しませんでしたが、布団が落ちてます・・・』


「ぬおー!じゃあ2個はさんでいる内、1個は縦方向にさして布団を上から固定、もう1個は横から挟み込み、二方向をカバーするこれでどうだっ!」


『おお、これは』


「ぬ、いけてるな」


『いけてますね』


「みたいだね」


『おー!大成功ですね博士、我々の研究の成果がようやく日の目を見る日がきましたな、助手の私も感無量というものです』


「うむ」



といったような会話を繰り広げている博士の方が、私の結婚相手です、屁理屈こねさせたら私といい勝負です。



そんなわけで2008年、ikuko今年もザ・ワールド17歳の1年でしたが・・・とかいいたいところだったのですが、何をとち狂ったのかワタクシ昨日結婚しました。
ええ、ゲームの話じゃなりません、妄想でもありません、リアルの話で市役所に紙も出しました。
人生33年と数ヶ月、ずーっと結婚だけはしない、ありえない、あんなものは都市伝説だ!とまでいい続けていたのですが、出会って3ヶ月もたたない人間と名実ともにつがいになるとは。
しかもその相手が自分よりめんどくさい人間とは思いもしませんでした(というか自分よりめんどくさい人間を生まれて初めて見ました)
そんな人と生涯をともにしようというのですから、私も相当なめんどくささ加減だなと改めて思っている所存であります。
この先また何が起こるかはわからないけど、2008年を振り返って悟った事は、やはり世の中に絶対なんてものは絶対無いんだなということでしょうか。
2009年はどのような摩訶不思議アドベンチャー(byドラゴンボール)が吹き荒れるのかと今から楽しみでしょうがないです。



チョコ写真。
夏頃に撮った私とチョコ。
撮影しているQBを指差し、


「チョコ!あっちだよ、あっち!」


と必死で促す私に対し


「なによ、今あっついからやる気ないのよ!」


とでも言うような表情のチョコ。
相当やる気のない顔をしています。